市民活動センターについて
Q. 「廿日市市市民活動センター」は何をするところですか?
廿日市市をフィールドに活動している、町内会・自治会などのコミュニティ活動、ボランティア、NPOなどさまざまな分野で展開している市民活動団体が行う貢献性・公益性のある活動を、支援しています。
また、市民活動団体と、行政機関、公共的団体、事業所などとも相互に交流を推進することにより、廿日市市がめざす協働によるまちづくりを推進する拠点です。
Q. 「廿日市市市民活動センター」には何がありますか?
市民活動センターでは「ネットワーク機能」「相談機能」「人材育成・研修機能」「情報収集・提供機能」「活動拠点機能」の五つの機能で市民活動をサポートしています。
「活動拠点」として、ミーティングルームや研修室といった会議やイベントを行える部屋、HP閲覧や文書・動画の編集が行えるパソコン、チラシの作成ができる印刷機や輪転機のほか、事務局として利用いただける共同オフィス、ロッカー、メールボックスがあります。 センター入口の情報コーナーでは、市民活動団体の活動PR、イベント、助成金などについて、ポスター、チラシ、映像で「情報提供」しています。また、廿日市市内でこれから市民活動を行おうとする方の「相談」なども受け付けています。
利用について
Q. 部屋はだれでも利用できますか?
市民活動など公益的な活動であれば、ご利用いただけます。ただし、個人での利用や、営利・宗教・政治を目的とした活動には利用できません。
また、市民活動ネットワーク登録をしないと利用できない部屋もあります。詳しくはこちらをご覧ください。
Q. 施設の利用の際、予約は必要ですか?
研修室ほか部屋の利用については、事前予約が必要です。ただし、利用当日であっても空いていれば、手続きの上ご利用いただけます。
印刷機や輪転機の利用は、先着順です。ただし、大量に印刷されるなど長時間にわたり占用される場合は、事前にご連絡をお願いします。
Q. 施設の利用の際、料金はかかりますか?
交流スペース、情報スペースや、展示・掲示コーナーなどは無料でご利用いただけます。
研修室、印刷機や輪転機、備品などは有料でご利用いただけます。
研修室の利用の条件や料金などは、こちらでご覧ください。
Q. 施設の利用の際、どんな備品をかりることができますか?
館内では、液晶プロジェクタ、音編集やイラスト、映像編集ができるパソコンなどを有料でご利用いただけます。
その他、ポータブルワイヤレスマイク、ビデオカメラ、テント、大釜など館外でも利用いただける備品も有料で貸し出しています。詳しくは受付にお問い合わせください。
Q. 施設内で飲食はできますか?
打ち合わせ後の交流会など部屋での飲食は可能です(飲食のみは不可)。ただし、いくつかお願いしたいことがございますので、予約の際に必ず受付までお申し出ください。
Q. 駐車場はありますか?
約30台駐車できるスペースがあります。ただし、研修室の利用が重なると込み合う場合がありますので、イベントなど大人数で利用される場合は、事前に研修室の予約状況をご確認ください。
市民活動ネットワーク登録について
Q. 市民活動ネットワーク登録とは何ですか?
市民活動団体を対象とした登録制度です。
加入いただくと、いろいろな登録団体との交流を図れたり、館内掲示やセンターホームページでの情報発信、センターの施設利用の優遇や地域貢献活動保険の適用を受けることができるなどのメリットがあります。
登録の手続きなどは、こちらでご覧ください。
市民活動、NPOについて
Q. 「市民活動」って何ですか?
「市民活動」とは、市民、公共的団体、事業者などが、自発的、主体的に行う、不特定かつ多数のものの利益の増進に寄与し、市民に対して内容が開かれた、まちづくりを推進する活動をいいます。(宗教活動や政治活動を主な目的とする活動は除きます)
Q. 「NPO」って何ですか?
Non Profit Organizationの略称で、さまざまな社会貢献活動を行い、団体の構成員に対し収益を分配することを目的としない団体の総称です。したがって、収益を目的とする事業を行うこと自体は認められますが、事業で得た収益は、さまざまな社会貢献活動に充てることになります。このうち、特定非営利活動促進法に基づき法人格を取得した法人を、「特定非営利活動法人」といいます。
法人格の有無を問わず、様々な分野(福祉、教育・文化、まちづくり、環境、国際協力など)で、社会の多様化したニーズに応える重要な役割を果たすことが期待されています。(内閣府NPOホームページから引用)
Q. 団地の施設管理や住民の互助なども視野に、管理組合で法人格を取得したいと考えています。どんな方法があるか、教えてください。(「市民活動なんでも相談」から)
団地管理組合法人、NPO法人などさまざまな法人格があります。目的に合わせて、どの法人格を取得するのがよいのか、まずは団地の住民の皆さんで話し合ってみてはどうでしょう。
協働について
Q. 「協働」とはどのような意味ですか?
「協働」とは、市民、まちづくり活動団体、市など、さまざまな主体が、お互いを理解し、信頼するとともに、自主性を尊重して共通する目的に対し協力することをいいます。廿日市市では平成24年4月に「廿日市市協働によるまちづくり基本条例」を施行し、市民主体のまちづくりを協働により進め、つながりを大切にした暮らしやすい地域社会を実現することをめざしています。
Q. なぜ「協働」によりまちづくりをすることが必要なのですか?
廿日市市において協働によるまちづくりを推進している理由は、二つあります。 一つ目は、市民主体のまちづくり、つまり、市民がまちづくりの主役となって地域自治を確立することをめざしているからです。自分たちの暮らす地域の課題を自らが発見し、解決に向けて自らが取り組むことで、住みごこちの良い、暮らしやすい地域社会の実現につながると考えています。
二つ目は、地域課題の多様化と厳しい財政事情により、市民(多様な主体)との連携や協力なくしては地域課題に対応しきれなくなっているからです。地域課題の解決は、行政だけでなく、市民、まちづくり活動団体、企業、大学など多様な主体が互いにつながりながら取り組むことで、より大きな効果をあげることができます。
本市には、さまざまな形で育まれてきた市民力があり、平成24年4月に施行した「廿日市市協働によるまちづくり基本条例」では、市民主体のまちづくりを協働により進めていくための基本的なルールを定めています。
活動を始めるにあたって
Q. 定年退職後、何か人の役に立つ活動を始めたいと思い、情報を集めています。さまざまなことに関心があり、何をどう始めたらよいのか、アドバイスをお願いします。(「市民活動なんでも相談」から)
廿日市市には、さまざまな分野の活動をしている団体があり、市民活動センターでは、市民活動ネットワークに登録している団体の情報を閲覧できるように公開しています。こうした、現在活動している団体の情報を参考に、今後の活動のヒントを探してみてはどうでしょう。
Q. 最近、廿日市市に引っ越してきました。まちづくりにかかわりたいと思っています。まずは人脈を広げたいのですが、アドバイスをお願いします。(「市民活動なんでも相談」から)
市民活動センターでは、廿日市市のまちづくりについて、気軽に話し合い、出会いつながる場「まちづくり交流会inはつかいち」や、日常的にまちづくりについて話し合える場「まちづくりサロン」を開催しています。
ホームページ以外に、館内の情報コーナーや市公式フェイスブック、市民活動センターフェイスブックで、お知らせしていますので、お気軽にご参加ください!
活動の進め方について
Q. 活動が継続できるよう、現在、NPO法人の認証申請中です。事業の企画立案や、活動経費の確保のための各種助成制度の活用について、アドバイスをお願いします。(「市民活動なんでも相談」から)
地域のまちづくり活動団体と連携して取り組むと、地域活性化の各種の助成などが受けやすく、支援メニューの幅が広がります。
また、目先の単発の事業を考える前に、将来的な目標や収支を視野に入れた上で、年度ごとの計画を立てておくことが、活動を継続していくための一つのポイントです。
Q. 地域のコミュニティ推進団体の部会で「生活ガイドブック」の編集発行を行うことになりました。しかし、部員に集まってもらえず、困っています。(「市民活動なんでも相談」から)
部員のみなさんは、編集発行にかかわることで大きな負担がかかることを心配されているのかもしれません。作業を細かく分けて、多くの人がかかわれるようにしたり、部員だけに限らず、市民センターのクラブや小学校の取組と連携させてはどうでしょう。